日頃iPhoneを利用していて錆や腐食などについて気にされることはまずないと思います。
ですが当店でお預かりするケースでは端子の腐食によって充電不良になっていたり、本体下部のネジが錆びてしまっており、修理ができないというケースも発生しています。
今回はiPhoneが腐食してしまう原因や対策についてご紹介していきます。
iPhoneは基本的に錆びない
iPhoneは日常的に使う分には基本的に錆びないと思っていただいて大丈夫です。
しかし、錆に弱い部分もあり使い方によっては注意が必要な場合もあります。
素材が腐食に強い
まず、前提としてiPhoneは外装にアルミやガラス、ステンレスなどを使用しています。
これらの素材は腐食に強く、一般的な使用方法だと特に錆びる事はありません。
ライトニング端子
しかし、ライトニング端子の部分に関しては他の部分よりも腐食に弱く、腐食などによって接触不良を起こし充電やデータ転送などが出来なくなることがあります。
本体下部の特殊ネジ
もう一つ錆びやすい所がライトニング端子横の特殊ネジです。
この部分も比較的腐食に弱く、進行度合いによってはネジを外すことが出来ず、修理不可となってしまう場合もあります。
腐食が起こる原因
基本的には腐食に強いiPhoneですがなぜ錆などが発生するのでしょうか？
水場で使う事が多い
まず、一番原因として多いのがキッチンやお風呂場など水場で使用する事が多い方です。
直接水に落とさなくても細かな水しぶきなどが散りますし、洗剤や入浴剤などの成分が残っているとより腐食が進行しやすいです。
沿岸地域で使用している
続いてですが沿岸地域で使用されている場合です。
車なども同様ですが塩害によって錆が進行しやすいです。
沿岸地域のお住まいの方や、マリンスポーツなどされている方は注意が必要です。
湿気が多い
最後にですが上記に加えて湿気が多い環境ですとより進行が早くなってしまいます。
腐食を防ぐ方法
それではどうすれば腐食からiPhoneを守ることができるのかご紹介します！
水に濡らさない
まずは水分を避けることが重要です。どうしても使用しないといけない場合は水没防止の観点からも防水ケースに入れることをお勧めします。
湿気を避ける
続いてですが、湿気の多い所での使用も避ける事です。
最悪の場合内部が結露して水没…という事もあり得ます。
定期的に清掃する
最後に重要となってくるのが清掃です。
最低でも月に一回程度拭き掃除などしてあげると傷も防げますし、隙間に残った水分や塩分も取り除けます。
まとめ
いかがでしょうか？
iPhoneが錆びてしまうなんてあまり考える事は無いかもしれませんが、修理にお持ちいただいてもネジが外せなくなったり、充電不良になったりとかなり大変なトラブルにつながる場合がありますので使用環境や方法によっては注意されることをおすすめします。
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