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バッテリー劣化基準はどうやって知る?確認方法と交換目安とは

皆さんが利用中のそのバッテリー。

劣化している状態ではないですか?

スマホに利用されているリチウムイオンバッテリーは
寒さに弱いので今冬を乗り越えれないかもしれません…

 

今回はバッテリー劣化の基準や劣化時の症状
バッテリー劣化を遅らすコツをご紹介します!

 

 

バッテリー劣化の基準

バッテリーが劣化したと判断できる基準はいくつかあります。

今回は修理店が利用している3つの基準をご紹介します!

 

最大容量

誰でも簡単に見ることができる方法は
【バッテリー最大容量の確認】です。

 

〜確認手順〜

①『設定』Appを起動する

②『バッテリー』項目をTapする

③『バッテリーの状態』をTapする

(OSによっては『バッテリーの状態と充電』と表記されている)

④『最大容量』と書かれた右側の%が現在の状態

バッテリー最大容量

最大容量は最初100%からスタートします。

90%切った頃から減りが早いと感じる方が増え、
80%切ると正常に利用ができなくなる場合が多いです。

そのため85%前後で交換をお勧めしています!

 

しかし、一つ注意があります。

ここに表示される数値は必ずしも正確とは言えません。

上記の写真ではバッテリー最大容量が92%と表示されているにも関わらず
利用者様は
・減りが早い
・電源が勝手に落ちたことがある
などバッテリー劣化時に現れる症状が多発していました。

 

そんな時にもう一つ確認することがあります。

といっても、実は既に最大容量を表示できた方は
もう一つ確認するべき場所はもう表示しています。

正解は手順③の項目です。

『バッテリーの状態』の右側は通常空白です。

しかし、あまりにも劣化が進んでいる場合、
右側に【サービス】という文言が表示されます。

サービスが記載されている時点で
バッテリーは劣化しすぎていると判断することができます。

ちなみに上記2枚の写真は同じ方のスマホ画面です。

 

このように最大容量は実は当てにならないんです…。

あくまで目安として利用しましょう!

 

バッテリーサイクルカウント

正確にバッテリーの状態を確認する方法として

『バッテリーサイクルカウント』を表示させると言った方法があります。

 

iPhoneはバッテリーサイクル500回は正常に利用ができるとされています。

ここでよく勘違いする方も多くいますが、
充電器を繋いだ回数=サイクルカウントと思っている人もいます。

 

正しいカウント方法は100%放電で1回です。

例えば、

1日目100%→30%まで利用し、夜100%まで充電した(70%利用)

2日目100%→50%まで利用した(スマホ上で70%表記された時点で1カウント)

といった計算になります。

理解するまでは少し混乱するかもしれませんが、

簡単にいうと50,000%利用していたら交換目安ということになります。

 

iOS15までは自分のサイクルカウントをスマホ上で確認することができました。

iOS16からはなぜか確認できる項目が削除されています。

最新iOSにしている方で、自分のサイクルカウントを知りたい場合は、
レシピをダウンロードすることで見ることができます。

そのことについてはまたの機会にご紹介します。

 

 

使用年数

使用年数は上記で記載したバッテリーサイクルカウントが関係してきます。

多くの人は1日半〜2日かけて100%使用すると言われています。

そのため多くの方がサイクルカウント500回を迎える時期が
2年前後と言われています。

 

1日に何度も充電しないとバッテリーがもたない場合は
1日で何回もカウントされていることにもなります。

 

常にサイクルカウントを確認することは難しいので
ご自身の使い方に合った大体の時期で
定期的にバッテリー交換を行いましょう!

 

劣化を放置するとどうなる?

『最近バッテリー減り早いけどまだ使えるし、
バッテリー交換はダメになってからで良いか!』

と思われている方も多くいますが、
バッテリー劣化による不具合が
ご自身はもちろん、スマホ自体の
ストレスが知らず知らず蓄積されていることを
ご存知でしょうか?

バッテリー劣化を感じているのに
そのまま放置するのは

暴行されている人を見て見ぬふりすること

と同等の状態です!

 

具体的にどのような症状が発生するのか
一部ご紹介します!

 

電池減りが早くなる

一番多くの方が感じる症状としては
減りの早さです。

 

朝100%の状態で家を出たのに
昼過ぎには電池切れになりました。

 

と異常な電池減りに悩まされる方も多くいます。

 

【電池が減る→充電する→バッテリー劣化する】
といった最悪なトライアングルに陥ってしまう人も多くいます。

 

頻繁な充電や充電しながらの利用は
バッテリー劣化を急速に早めるだけではなく、

・バッテリー膨張による火災

・充電口(ドックコネクター)の故障

などさまざまな被害を引き起こす可能性もあります。

 

早めにバッテリー交換をして
最悪の事態を避けましょう!

 

処理速度が低下する

バッテリーが劣化するとスマホの処理速度が低下します。

劣化と処理速度って関係ないんじゃないかと思われる方も多いと思いますが
実は関係大アリです!

 

iPhoneはバッテリー劣化した時に
給電不足を防ぐために様々な機能に制限をかけます。

制限がかかる1つにスマホ処理が入っています。

 

そのため正常時はスムーズに行われていた
アプリ起動に時間がかかってしまうといった問題が生じます。

他にもスピーカー音量が小さくなったり
バックライトが暗くなったりする場合も
バッテリー劣化が原因の可能性が高くあります。

 

今までよりスマホの動きが鈍くなった。寿命かな?
と感じたときはスマホ自体ではなく、
バッテリーが劣化していることが多くあります。

 

電源が入らなくなる

バッテリー劣化が進みすぎると
電源を入れる力がなくなり
最終電源が入らなくなることが多くあります。

バッテリー交換をすれば電源が無事入る場合もありますが、
劣化具合が進み過ぎていると
基板がショートしてしまい、
バッテリー交換だけでは改善しないこともあります。

そうなると修理費用も高くなります。

 

大切なデータやお金を守るためにも
早めの交換を意識しましょう!

 

バッテリー劣化を早めないコツ

バッテリーは消耗品のため
劣化させないで利用することは不可能です。

しかし、劣化を早めないコツはいくつかあります。

 

過充電・過放電を避ける

1つ目に大切なコツは過充電・過放電を避けることです。

過充電とは100%になったのにも関わらず
充電をし続けることです。

逆に0%のままし続けることを過放電と言います。

 

iPhoneは20%〜80%の間が
一番バッテリーに負荷がかかりにくいと言われています。

昔は充電回数を少なくした方がいいと言われていましたが、
今は逆にこまめに充電したほうが良いとされています。

とはいっても、数%減るごとに充電したり
1日に何度も充電することは
充電口(ドックコネクタ)へ大きな負担がかかり
別の故障を引き起こしてしまいます。

1日に何度も充電しないといけない状態は
バッテリーが劣化している証拠ともなります。

早めに交換を検討しましょう!

 

充電しながら利用しない

多くの方がやりがちなOUT行為とは
充電しながらの利用です。

 

この行為は充電口(ドックコネクタ)へ大きな負担がかかり
変形などによって充電ができなくなったり、
端末が温かく熱をもつことによって
バッテリーの劣化が急速に進みます。

また、使用しながら充電は充電速度も遅くなり
結果良いことはありません。

 

充電中は極力スマホを触らないようにしておくと
充電スピードも上がり、
別のことへ時間を有効利用することもできます。

 

定期的に電源を落とす

iPhoneはAndroidに比べ操作が安定していると
再起動せずに何年も利用している方がいますが
その使い方間違っています。

 

長期的な稼働は本体にも負荷がかかったり、
予期せぬエラーが起こりやすくなるため
1〜2週間に1度は再起動する方が良いとされています。

 

そうすることで端末がスムーズに動いたり
バッテリー寿命を伸ばすこともできます!

 

まとめ

バッテリー劣化しているとわかっているのにも関わらず
そのまま使い続けることは百害あって一利なしとも言えます。

その時にかかる費用や時間は不要ですが、
万が一の場合、定期的にバッテリー交換と比べると
修理費用も修理時間も長くなる可能性があります。

 

バッテリー劣化している方は早めにバッテリー交換をしましょう!

スマートクールではご予約なしでもiPhone修理承っております!

 

 

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