皆さんが利用されているiPhoneには防水機能が元から備わっています。
この防水機能はすべての機種に元からあるわけではなく、iPhone7から防水の機能が追加されるようになりました。
「防水」と聞くと水で濡れてしまっても大丈夫と思うお客様がほとんどかと思いますが、防水にも種類があり、iPhoneは完全防水ではありません。
場合によっては内部に水が浸入してしまい水没してしまう可能性があります。
今回はiPhoneの防水について詳しくご説明をさせていただきます。
そもそも防水はどの程度なら大丈夫なのか
先ほど少しご説明したように、【防水=水に濡れても大丈夫】というわけではなく、あくまでも水に濡れても大丈夫な物は完全防水という表記があります。
リュックなどでは聞いたことはありますが、電磁機器で完全防水というのは今のところないと思います。
なので基本的にはどれだけ少量の水でも電子機器内部に触れてしまうとショートなどを引き起こしてしまい、故障の大きな原因のなります。
iPhoneなどでも防水と言われていたとしても「保護等級」と呼ばれる基準の範囲内のものになります。
保護等級とは
この保護等級にはホコリや砂などから守る「防塵性能」と水から守る「防水性能」のふたつの項目を数値で表すものになっています。
表記としては[IP〇〇]という表し方をして、〇の部分には数字が入ります。
Pの次にある〇が防塵を表す数字になり、次の〇防水を表す数字が入ります。
(防塵、防止どちらかだけを表す場合は片方をXで省略をして表記します。防塵のみであればIP〇Xとなります。)
防塵や防水の等級に関しては数字の大きさでどれだけ強力な保護ができるのかを表し、防塵0~6で防水は0~8の範囲で表記されます。
iPhone7の場合はIP67と防塵は最高表記となっていますが、防水に関しては1つ下の表記です。
iPhoneXSからはIP68と両方とも最高等級ですが、今表記できるのがIP68までなのでより才能が向上しているiPhone12シリーズでもIP68となっています。
しかし、最高等級でもiPhoneXSは水深2mで最長30分間とされていますが、iPhone12からは水深6mで最長30分と向上しています。
IP68ならお風呂場で使っても大丈夫??
どれだけ等級が高いとしてもあくまで「真水」での実験になるのでお風呂場だと洗剤が混ざった水や常温ではないお湯になるので条件とは異なってしまいます。
しかも、この実験は充電口の部分まで考慮されていないようなのでそこから水が入り込んだり石鹸などが付いてしまうと別で故障が発生してしまう事があります。
なのでお風呂場などで使用することがオススメすることができません。
もしそれでも使用される場合は防水カバーに入れるなどを対策をとり、自己責任で使うようにしましょう。
今回のまとめ
iPhoneを完全防水と勘違いされている方が多いのでまずは防水性能のことについて調べたうえで、水回りなど端末が水で濡れてしまう可能性のある環境ではできるだけ使わないようにしましょう。
水につけていなかったとしても湿気などでも内部に水没反応が出てしまったり、故障などの原因に繋がる可能性がありますので十分にご注意ください。
もし仮に水没してしまった場合はスマートクールイオンモール高知店までご相談いただければご対応させていただきます。
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