iPhoneなど、最近のスマホを選ぶ際、セールスポイントの一つとなっているのが耐水機能です。
30分水の中に入れても大丈夫だとか、水圧2Mまで耐えられるだとかの、「スマホはここまで来たのか」と思ってしまいそうな性能を誇っています。
実際、ちょっと調べたら、防水機能を試した動画は見つけられますし、問題なく動いていました。
しかし、最近この信頼を崩すニュースが流れたのをご存じでしょうか。
というのも、イタリアの公正取引委員会がAppleに対して、日本円にして約12.5億円の罰金命令を出したのです。
理由は「iPhoneの耐水表記が誤解を招くものであり、平等な競争を阻害するものである」との事でした。
実際のところ、Appleが売り文句にしている数字は、実験室のような整った状況での数値のもので、現実的な数値ではなかったようです。
確かに、Appleが耐水性能を誇っているにも関わらず水没修理はなくならないので、この数値も当てになるものではないと思っていましたが、まさか実験環境での数値だったとは……
水没したiPhone、実はけっこう持ち込まれます。
まぁ長くなってしまいましたが、要するとスマホの耐水性能は当てにしすぎない方がいい、という事です。
もし水没してしまった方は、電源をつけたり充電をせずに、お早めにお近くの修理店にお持ちください。