こんにちは、スマートクールイオンモール高知店です。
今回はスマホの代表的な故障現象の一つである水没復旧についてご紹介!
初期の対応をするか否かで大きく変わってきますので、ぜひ御覧ください!
水没の初期対応とは
すぐに水から取り出す
最も大切なのは水に落としてしまった端末をすぐに水から取り出すことです。
何を当たり前のことを、と思われる方も多いと思いますが、当たり前のことでも改めて念押しするほど、重要な要素なのです。
最近のスマホは防水機能を備えているものが多いですが、それも完ぺきでありません。
であるからこそ、防水機能で守れている間に水上へ引き上げることが重要なのです。
電気を回さない
これもよく言われるものではありますが、端末に電気を回さないことも水没の初期対応の一つです。
電気を回す、とは具体的には電源をつけて操作をすることや、充電をしないことです。
濡れている端末に電気が回ると充電コネクタや内部基盤がショートし、電源が立ち上がらなくなることが多いです。
これは知っていないと対処できませんが、知っていれば簡単にできますので是非覚えておいてください!
端末を乾かす
さらに道具があれば、ではありますが端末を乾かしておくとさらに良いです!
早期に内部の水分を除去しておくことができれば修理成功率はぐっと上がります。
ジップロックなどの密閉空間に乾燥剤と一緒に入れておくだけでもその効果はてきめんでしょう。
ジップロック・乾燥剤はともに百均などで簡単に手に入るので実は準備も簡単です。
水場に遊びに行くときなどに持っていけば、もしもの時に大助かりかも?
水没修理実例!
以降では実際に当店に持ち込みがあった水没修理について解説!
機種はiPhoneのXR、しっかりと防水機能自体はついている機種ですが5分間ほど洗濯してしまったようで水没してしまったようです。
お持ち込みからお返しまでおおよそ2~3時間ほどでした。
内部に水がびっしょり
お預かりした端末を外から眺めていると、やはり内部に水がある様子が見受けられます。
前面・背面のカメラ両方の内部に水滴がついてしまっており、これだけでもレンズが曇って満足に写真を撮ることができません。
内部をあけてみると…
内部は全体にわたってびっしょりと濡れてしまっており、水没の激しさがうかがえます。
ここから内部のパーツをほぼすべて外し、水分を取り除き、基板の洗浄をしていきます。
無事に修理完了!
過程は長いのですっ飛ばしますが、約2時間の作業の末、無事に起動できるようになりました!
特に損なわれた機能もなく、完全な状態でのお返しとなります。
お客様にも喜んでいただき、こちらとしても一安心です。
まとめ
今回は水没した際の初期対応と、実際に水没で持ち込まれた端末についてご紹介しました。
実際には、水没復旧をしても電源が付かない端末も存在しますが、その多くは初期に電源をずっとつけていたり、電源が付かなくなってから持ち込まれるものです。
本当に初期の対応でそのスマホが使い続けられるのかが大きく左右されてしまいますので、お気を付けください!
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