防犯上の観点から、iPhoneのスリープ解除時にパスコード入力の設定をしている方は大変多いかと思います。
手打ちでのパスコードの入力にしている方もいれば、指紋認証設定をしてご自身の指をホームボタンにつけて解除するようにしていたり、FacaID機能の設定（顔認証）をしてインカメラに顔を向けるだけで解除できるようにしていたりと解除方法は上記の方法がありますが、全てにおいて言える事が【防犯上のロックをかける場合はパスコード設定をする必要がある】という事です。
そこで今回は、みなさまが意外と知っているようで知らないパスコードに関する重要な点をお知らせさせていただきます。
指紋認証や顔認証を設定してもコードは忘れてはならない
指紋認証や顔認証設定をしていたら、パスコード入力をする必要がないと思っている方がいるかもしれませんが決してそんな事はありません。
ここでまず初めの注意点として、いくら指紋認証や顔認証設定をしていても
iPhoneの初回立ち上げ時にはパスコードの入力が必要になるという事です。
どういう事かというと、スマホ利用をする際に普段はスリープボタンのON、OFFを繰り返しているだけで、実際にはiPhoneの電源自体が落ちている訳ではありませんよね。
スマホ利用をする際、いちいち電源を入れなおして、使用が終わって電源を落としているという方はほぼいないと思います。その使い方だと、携帯電話であるにもかかわらずご自身が電源を入れている間しか電話もつながりませんしLINEやメールの通知も届きません。
そのため、スリープ解除の状態であればiPhoneを使用しようとした際に指紋認証や顔認証の設定をしていれば、パスコード入力をせずともロック解除ができるようになっているのですが、これが例えば何かの理由でご自身で電源をOFFにしたり、充電切れにより電源がOFFになってしまった際の再起動時にはパスコードの手打ち入力が必ず求められます。
指紋認証や顔認証に普段頼り切っている方は普段パスコード入力をする機会が少ないため、それを知らずにこうなってしまった際にご自身で初回に設定したロックナンバーを忘れており、解除できないというケースがあります。
外部からの解錠は不可
そうなってしまい実際に何とかしてほしいとご来店いただく方が実際にいます。
ですが2つ目の注意点として【パスコード解除は修理店でもできない】という点です。
ロックの解除くらい何とかならないのかとお思いの方もいるかもしれませんが、これが何ともなりません。
このロックはあくまでも防犯上のロックであります。
なおかつパスコードも設定をしたのはお客様ご自身になるため、一般業者にはロックナンバーは分かりえないですし、簡単に解除もできないようになっています。
そのためこのパスコードというのは、iPhoneのスリープ解除時にロックをかけている場合は絶対に忘れてはならないコードになり、解除できるのも設定をしたご自身だけというのを必ず忘れないようにしましょう。
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