6月になり、外出の機会が増えた方も多いかと思います。
そんな中で水没と同様に気を付けてほしいのがスマートフォンの熱中症です。
今回はスマートフォンの熱中症によってどのようなトラブルがあるかと、対処法をご紹介いたします。
スマホにも起こる熱中症
熱中症は生き物だけでなく機械や電子機器にも起こります。
スマートフォンの場合、使用に適する温度は0~35℃程度ですのでそれを下回ったり上回ると動作が遅くなったり、機能が制限されたりと様々な不調が現れます。
また、最悪の場合はバッテリーの膨張や基板の破損など重大な故障にもつながりますので注意が必要です。
夏場に起こりやすい
スマートフォンの熱中症。いわゆる熱暴走は気温が高くなりやすい夏場に起こりやすいです。
また、冬場でもストーブや暖炉などの熱源の近くにも起こるため注意が必要です。
充電しながらの使用
まずは、充電しながらの使用です。
スマートフォン本体は通常使用でも熱を持ちますが、充電しながらの使用は特にバッテリーがかなり熱を持ち、本体全体が熱くなります。
特にゲームや動画撮影などの負荷の大きい作業は動作が重くなったり、警告が出て強制終了になる場合もあります。
暑い車内や直射日光下での使用
また、暑い車内などはエアコンを消すと70℃近くになるため、夏場は特に放置厳禁です。
また、直射日光下などでの使用も注意です。特に外出中に動画撮影などを行うとバッテリーの消費が早くなりますし、かなりの熱が発生します。
冷やすためにやってはいけないこと
以上のようにスマートフォンが熱中症になりやすい使用方法や環境をご紹介しましたが、もしも熱くなりすぎて警告が出ている!という場合は冷却が必要です。
しかし、これからご紹介する方法は更に状態を悪化させる原因となりますので避けることをおすすめします!
冷蔵庫、冷凍庫に入れる
まずは、冷蔵庫や冷凍庫に入れて急激に冷やすという方法です。
一見問題ないように思えますが、急激に冷やすことで内部で結露が発生し、水没してしまいます。
水濡れによって画面が操作できなくなったり、内部が錆びたりと様々な不具合の原因となります。
保冷剤を当てる
次に保冷剤を当てることです。
特に外出中は電源が取れない関係上思いつく方法かもしれませんが、これも同様に結露によって水没してしまう恐れがあるためNGな方法となります。
水の中に入れる
最後に水の中に入れることです。
防水ではない端末はもちろんですが、防水の端末であっても結露であったり、水流などによては水没の可能性があるためNGな方法となります。
発熱が大きい場合
では発熱によって操作が出来なくなったり、警告が出てしまった場合はどのような方法をとればいいかをご紹介いたします。
ケースから外す
まずは、多くの方が着けているであろうケースを外します。
一部のケースを除いて基本的にケースは排熱を阻害しているため外すだけでも改善することが出来ます。
風通しのいい場所へ置いておく
また、本体の冷却は風通しのいい場所に置いておくことによって行うことをおすすめします。
また、冷やす場合も扇風機などにあてて徐々に冷ましていくと効果的です。
10円玉を使えば冷却効率アップ
また、早く冷やすなら熱伝導率の高いものに当てておくことでより効率よく冷やすことが可能です。
例えば十円玉は銅でできているため熱伝導率がよく効果的に冷やすことが可能です。
まとめ
今回はスマートフォンに起こり得る熱中症とその対処法をご紹介いたしました。
冷却すれば元の状態に戻ることが多いですが、不具合が残ることもありますので注意が必要となります。
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