iPhoneを機種変更する際、以前はバックアップから復元させることが一般的でしたがios12.4からクイックスタートが導入され、バックアップなしでも引き継ぐが可能となりました。
しかし、逆に言うとバックアップなしでも機種変更できるため、バックアップを行わないまま利用されている方がかなり多いです。
今回はiPhoneのバックアップを取らないとどうなってしまうのか？また、代表的なバックアップ方法についてもご紹介します。
バックアップを取っていないと…
それではバックアップを取っていない場合はどのようなことに困るのでしょうか？ご紹介します。
iPhoneが故障した場合データが取り出せなくなる。
バックアップを取っていない場合、iPhoneが故障して起動できなくなってしまったり、初期化した場合に保存されていたデータが全て消えてしまいます。
そのため万が一の際に備えバックアップをおすすめしています。
機種変更を行う際に必要な場合も
また、バックアップしたデータがあれば機種変更の際に元の端末が無くても引き継げますし、移行し忘れたデータ等も後から復元できます。
データを消してしまうと元に戻せない
最後に誤ってデータを消してしまうと元に戻せなくなる点です。バックアップがあれば復元可能ですが、なければ大切なデータをが消えてしまいます。
iTunes(PC)を使ったバックアップ方法
上記のようにバックアップの重要性についてご説明させていただきました。
しかし、実態としてバックアップを定期的に取られているお客様はかなり少ないのが現状です。
今回は、PCを使ったバックアップ方法とiPhone本体(iCloud)だけで行うバックアップ方法をご紹介いたします。
iTunes/Finderを開きパソコン本体にバックアップ
PCを使ったバックアップですが、Windowsの場合はiTunesというソフトを入れる必要があります(無料)。
Macの場合はFinderから行います。
USBケーブルでiPhoneと接続しPCにバックアップします。
iTunesバックアップのメリット
メリットとしては、PCがあれば無料でバックアップできる点です。そのためPCをお持ちの方にはおすすめの方法と言えます。
また後述するiCloudでバックアップできないCDのデータなどもバックアップ可能な点です。
iTunesバックアップのデメリット
デメリットとしては、PCをお持ちでない方はバックアップができないことやPCの容量を使うため容量が少ない場合はバックアップが出来ない事が挙げられます。
また、手動でバックアップが必要なため定期的に自分で行う必要がある点です。
クラウドを用いたバックアップ方法
続いてはクラウドサービスを利用したバックアップ方法です。
iCloudで自動バックアップ
iPhoneではiCloudというサービスがありiPhoneの中のデータを自動でサーバー上にバックアップしてくれます。
【設定】→【一番上のプロフィール】→【iCloud】のデバイスのバックアップより確認可能です。
iCloudのメリット
iCloudバックアップのメリットは自動でバックアップを取ってくれるので、万が一の場合でも復元が簡単な点です。
また、PCも不要なためPCをお持ちでない方にはおすすめです。
iCloudのデメリット
iCloudバックアップのデメリットとしては、5GBまでは無料ですが5GB以上バックアップする場合は有料となり月額料金が必要となります。
また大容量の通信を行いますのでWi-Fi環境や大容量の通信プランが必要な点にも注意が必要です。
まとめ
今回はiPhoneのバックアップについてご紹介させていただきました。
iPhoneが起動しなくなりデータ復旧を行う場合￥33000～必要となりますので、月額費用が掛かってしまったり、面倒ではありますが、定期的にバックアップすることをおすすめいたします。
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