iPhoneの画面に電子線が入るようになってしまったという事でiPhone8を1台お持ち込みいただきました。
なんでもiPhoneに水がかかってしまい、当初は問題なく使用できていたそうなのですが日数経過とともにこのような不具合が出るようになってしまったとの事です。
水分が侵入することでさまざまな不具合が起こりえます
電子機器のため、水濡れはiPhoneにとっても天敵になります。
防水機能が進化した機種でさえ水没しないとは言いきれず、最新の機種であっても水没復旧でお持ち込みいただく事例が現にございます。
iPhone8などは現行の機種と比べて防水の機能も劣っている部分がありますので、なおさら水没してしまうリスクが高くなってしまいます。
1度水没してしまうとさまざまな不具合が発生する可能性がありますので注意が必要です。
液晶不良やタッチ不良
フロントパネルは水に濡れてしまった際に1番影響を受けやすい部分になります。
その時点では不具合が起きていなくても時間経過により不具合が現れるケースも多く、水分に含まれる不純物が乾く事によってさまざまな障害をもたらします。
液晶の表示不良やタッチ不良などは、その中でも特に起こりやすい症状になります。
小物パーツの破損による機能不良
小物パーツ類が単体で不具合を起こしてしまうケースもございます。
充電ができない、スピーカーから音がでない、カメラが映らない等、水分がかかってしまった箇所に内蔵されているパーツに不具合が出ることで一部機能が使えなくなってしまうのです。
基盤のショート
水分が端末内部に入り込んでしまう事で、端末がショートしてしまう危険性があります。
ショートを起こしてしまった端末は電源を入れることすらできなくなり基盤の修復が必要になってきます。修理料金自体も高額になってしまいます。
まとめ
水没の影響で不具合が出てしまったパーツに関しては基本的にパーツ交換が必要になります。
クリーニング作業だけでは元に戻らないケースがほとんどになります。
そのため、iPhoneの水没復旧でお持ち込みいただいた場合も水没の復旧作業に加えて破損パーツの交換が必要になってきますので、防水機能のついているスマートフォンだったとしても水没には注意しましょう。
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