昨日、iPhoneXRが水没状態で持ち込まれました。
水没故障は夏の間は件数が増加し、当店にも連日持ち込まれる故障現象です。
原因は人によって様々ですが、今回は川に落としてしまった様子…
早速端末の状況を見ていきましょう!
持ち込み当初の状況
お客様のお話によると、水没してから修理するまで2日時間があったそうです。
水没直後は電源が入っていたが、使えなくなってしまったとの事。
二日経過していても内部を見るとまだまだかなりの水が残っており、水没の重度さがうかがえます。
奥の奥まで水が入り込んでおり、このまま充電などで電気を通していたらどこかでショートを起こしていた可能性は高かったですね。
慎重に内部を分解し、水分を取り除き、水によって発生した内部の汚れも掃除していきます。
一日かけて内部の水を取り除き、翌日(つまり今日)に組み上げての確認をすることとなりました。
修理結果
修理結果は、復旧成功!です!
データはもちろん、スピーカー部分やカメラなど、多くの機能が水没前と同水準で使えるほどに回復しました。
元々ついていたフロントパネルのみは水に浸されており、新しいものに交換しなければ使い物になりませんでしたが、端末やデータ自体は問題なく修理できました。
ただし一点のみFaceIDの機能だけは水で完全にダメになっていたのでそこだけは、ごめんなさい。お許しください。
iPhoneは完全防水ではございません!
水没修理に関連して、よく勘違いされている方がいらっしゃいますがiPhoneは完全防水ではございません。
防水機能はついているもののあくまで生活レベルであり、絶対に信用できできるという刷毛ではないのでご理解いただいた上での使用をお願いします。
最近のiPhoneは水もへっちゃら、というような宣伝をしていますが実際には水への入り方、水の温度などによっては簡単に内部に水は侵入します。
先日も現行最新機種であるiPhone13のproモデルが水没として持ち込まれましたが、原因は川で水中をカメラで撮影しようとしたことのようでした。
防水、と聞くと水を完全にはじくように考える方も多いですが、あくまである程度が限界ですので、あてにしすぎず水辺に近づくときは持って行かないか、防水ケースに入れてもて行くようにしましょう!
まとめ
今回は水没修理として持ち込まれた端末の紹介と、水没・防水についてありがちな勘違いについてご説明しました。
水没はやはり夏に多く、最近はほぼ毎日持ち込まれる故障です。
最新機種であっても例外ではないので、水場に近づくときや水の近くで使う際は一度考えてから使うようにしましょう!
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